福寿小BLOG
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雨、雨、ふれふれ
- 掲載日:2023.04.26
- できごと
「あめ あめ ふれふれ かあさんが・・・」
古い歌すぎて、知らない人の方が多いでしょうか。
雨の日に長靴を履いて、水たまりにバシャバシャと入っていく楽しさは、子ども特有の楽しさで、大人になるにつれ失われていく感覚かと思います。
砂場に水をいれて、どろんこになって遊ぶ楽しさもしかり。
プールに入っているときに雨が降り出し、潜って水面を見上げたときの素敵な光景。これまたしかり。
自転車で走っていて、急に雨が降り出し、一度濡れてしまったあと、もうずぶ濡れのままに自転車を駆って走る爽快さ。またまたしかり。
この楽しさや、この興奮を、子どもから奪ってはいけない。
大人になると忘れちゃうから、つい、
「なにやってんの~!」
「早く中に入りなさい!」
「あ、雨降ってるから、車に乗って行きなさい」
などと、言いたくなります。
でも・・・
でも・・・
でも、でも、でも、でも・・・
子どもの世界には、子どもの世界の秩序と愉快が存在し、大人には理解しがたい部分がたくさんあるのです。
子どもは子どもで、愉快に遊んでいます。
子どもは子どもで、子どもの空間と時間軸を有意義に活用して過ごしています。
私たち大人の役割は、それを奪うのではなく、上手に調整をすることだと思うのです。
大人の空間と時間軸を押しつけることなく、子どもの頃を思い出しながら、上手な調整をかけられると良いなあと思います。