福寿小BLOG

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むむむ・・・ 此はなにや

掲載日:2023.07.03
できごと

 幼い頃、祖父の家によく遊びに行った。昔のことだし田舎だしで、祖父の家の庭は流行の芝生が敷き詰められたものでも、敷石できれいに施工されたものでもなく、土がむき出しでそのまま果樹園につながっていた。

 そこは様々な生物の楽園で、幼い私にとっても楽園だった。

 長々と続く蟻の行列が面白くて、時間をわすれて見入っていたし、地蜘蛛やらオケラやら、現代ではさっぱりお目にかからなくなった稀少生物も普通にいた。

 

 大人は小さな生物に興味を示さないけれど、子どもは虫が大好きだ。それは令和の時代も変わらない。

 低学年の子は、毎日のように校庭を駆け回り、バッタやダンゴムシを捕まえては自慢げに見せにくるし、教室にも虫かごが並んでる。

 

 そういえば、うちにも、かつては大きな虫の家(巨大な水槽)が常設してあったなあ。

 たも網をもって川に入り、川エビを捕まえていた時代もあったっけ。

 

 今日の勉強は理科。

 む、む、む、

 この虫はいったいなんぞや・・・

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