福寿小BLOG
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よく遊び よく食べ よく眠る
- 掲載日:2024.04.12
- できごと
新学期が始まり、1週間が過ぎました。
この時期、学校の主役はなんといっても1年生。朝の「おはようございます」に始まり、給食の「いただきます」やら何やらすべてが初々しく、見る者を破顔させます。
子どもの世界は大人の世界の数倍...いや、数万倍、ファンタスティックでエキサイティングで、センセーショナルです。
我が子が1年生のときの逸話を一つ。
一斉下校ではなく、1年生だけの帰り道は楽しさに満ちあふれています。ふらふらと寄り道をしても、班長さんから注意を受けたりしません。
カエルを見つけては追いかけてみたり、たんぽぽの茎で笛を鳴らしてみたり...。家までの道のりはちょっとした冒険路。
ある日のこと、彼らは夕日に反射しキラキラと輝く用水路の水に目を留めました。
「きれい~」
「めちゃ、美味しそ~」
(え? 美味しそう???)
「飲も、飲も!」
(え~!! ちょ、ちょっと...!)
そして、どこから探してきたのか、ペットボトルのキャップを手にした仲間の一人がキラキラの水をすくい、ごっくんと飲みました。
「つぎ、ぼく~!」
「つぎ、わたし~!」
と、歓声を上げながら飲んでいたところに、地域の方が通りかかり、びっくりして学校に電話をかけてくださり、学校からうちに電話があり、慌てて胃腸薬を飲ませました。
子どもの世界はファンタスティックです。
エキサイティングで、大人の想像をかる~く超えていきます。
楽しさのあまり、何をしでかすかわかりません。
何をしでかすか わかりませんが、「あれはだめ!」「これもだめ!」と、先回りをして、本来果てしなく膨らむはずの子ども達の世界を狭めてしまわないように、プロフェッショナルらしく、5cm手を離し、子ども達を支援していきたいと思っています。
ご理解とご協力のほど、よろしくお願いします。