福寿小BLOG

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小さな勇気

掲載日:2024.11.22
できごと

 福寿唱本番が近づき、毎日校舎のあちらこちらから素敵な歌声が聴こえてきます。

 とりわけ、5年生が唄う「小さな勇気」は、個人的に大好きな歌ということもあり、歳をとると涙腺が弱くなるということもあり、更には5年生の歌声がいかにも素敵なこともあり、サビの部分になると毎回胸が熱くなる毎日です。

 練習の段階でこんな有様では、本番になったらどうなるのかと不安になり、先日、お気に入りのハンカチ2枚に丁寧なアイロンがけを施しました。

 

 歌は不思議です。

 文字にメロディーが重なることで、身体への入り方が(感情への揺さぶりが)数倍違ってきますよね。

 

 「ちいさな勇気」は、聴く者を一瞬で青春期へ連れて行ってしまうし、聴くたびごとに連れていかれる場面が異なるので、毎回毎回、つい涙腺が緩んでしまい閉口します。

 

 そしてまた、5年生が本当にうまいんだな。

 あの子たちがもつ高いポテンシャルを音楽科の小関先生が上手に引っ張り上げ、自分たちの歌声に惚れて更に素敵な歌声に...との相乗効果と好循環がうまい具合に機能して、聴く者のこころをじんわりと揺さぶるのでしょうね。

 5年生の合唱を聴く保護者の方々、ハンカチをお忘れなく。

 

『ちいさな勇気』

流れる時の中で 積み重ねてきたもの
壊してしまうのは とても簡単だけど
少しの我慢が 人を笑顔に変えられる
それを知っていることが 僕らの誇りなんだ

  

わけ合い つなぎ合い 感じて動く
そんな毎日が 新しい明日をつれてくるから
この胸の中 今は小さな勇気だけど
いつか誰かを支えるために 強くなってみせる

 

目にみえないからこそ 大切にしてきたもの
傷つけてしまうのは ほんの一瞬だけど
少しのやさしさが 人を笑顔に変えられる
それを伝えていくことが 僕らの役目なんだ

 
届けて 受け止めて 思いを寄せ合う
そんな毎日が 新しい明日をつれてくるから
 

この胸の中 今は小さな勇気だけど
いつか誰かを愛せるように 強くなってみせる

この胸の中 今は小さな勇気だけど
いつか誰かを守れるように 強くなってみせる

そして 僕らを守ってくれる勇気に 今ありがとう

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