桑原学園BLOG

文化情報委員会「クラッピングで心を一つに」

掲載日：2021.10.08: できごと

　緊急事態宣言も解除され，少しずつできる活動が増えてきました。文化情報委員会の重点月のキャンペーンとして，毎朝クラッピングに取り組んでいます。夏休み前から学級単位で取り組んできました。今週は１～９年生で４つの班を編成，それぞれAＢに分け，全校で８グループを作り（１グループ20～25名程度）異学年で取り組んでいます。異学年ということで自然に関わり合いが生まれます。最初は，初めてのメンバーでの緊張感や間違えたらという不安感がありましたが，５日目の今日は，笑顔が出始め，めあてである「リズムを感じながら」「大きな音で」が少しずつできるようになってきました。

　９年間の義務教育期間を終えれば誰もが社会の入り口に立ちます。社会に出れば，様々な人と関わって誰もが生活します。自分と同じ人は一人としていません。自分には簡単にできることも，苦手な人がいることが分かります。そんな中で，どのようにすれば，自分も周りも楽しく取り組めるかを考え，自ら働きかけることが大切になります。そうすれば，相手の成長やよさに気付き，それをたたえ合うことができます。後期課程の生徒の皆さんが，上手に下級生をリードできるのは，これまでに様々な活動を通して，地域の方々，家族の皆さんに支えられながら人とのかかわり方を学んできたからだと思います。その先輩の姿をみて，後輩たちが育っていきます。