桑原学園BLOG
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大豆の種まき(3年生)
- 掲載日:2022.06.12
- できごと
普段食べているものが,どのように育つのかを実際に体験し,その成長の過程を学ぶことはとても大切な学習です。5月には,1,2年生の子どもたちが地域の方にお世話になりながらさつまいもの苗植えを行いました。今回は,3年生が同様に,地域の方にお世話になりながら大豆の種まきをしました。一つのセルに二粒ずつ播き,土を平らにならして,たっぷりの水をあげました。
3年生の国語(下巻)では11月に「すがたをかえる大豆」の単元を学習します。今日,種を播いた大豆と枝豆とが結びつかない,ましてや,日本型食生活を代表する豆腐、納豆、煮豆、味噌、醤油の他、きな粉、煎り豆、豆乳、湯葉等の原料が大豆であることを知らない子どもたちも多くいます。中学校技術・家庭科(家庭分野)では加工食品を学びます。また,食料自給率の視点でみれば,社会の学習とのつながりもみえてきます。令和2年度の農林水産省食料自給率統計によれば,大豆はカロリーベースの食料自給率では21%,生産額ベースでは47%です。ぜひ,家庭でも大豆を切り口にして,食生活や社会につないだ会話を家族でしてみてください。お願いします。