桑原学園BLOG
桑原学園BLOG
建設ICT出前講座 ~8年生キャリア教育授業~
- 掲載日:2022.11.02
- できごと
8年生は,年間を通じて,仕事や働くことについて考えを深めています。いよいよ,進路選択を具体的に決定する最終学年に近付いてきました。
今回は,8年生が,ぎふ建築担い手育成支援センターが開催する,建設ICT出前講座を受けました。建設や建築の仕事の魅力を紹介してもらい,プログラミングドローンの操作体験など最先端のICT技術に触れることができました。
ドローンの体験では,美濃市のドローンミュージアムを開設した株式会社ROBOZの方々からお話を聞き,体育館にて操作体験をさせてもらいました。ドローン技術活用の可能性は限りなく幅広いことや,これまで人間の力では成し得なかったようなことまでできるようになっていることを教えてもらいました。また,東京の中学生がドローンで撮影した学校紹介動画を見せてもらい,その素晴らしさに歓声があがりました。
体育館では,グループに分かれて実際にドローンを操作し,目標のリングを通り抜けるためには,どんなプログラムにすれば叶うのかを試行錯誤しながら取り組んでいました。離陸地点から上昇➡停止➡前進➡目標のリングを通過➡向きを変え旋回➡目標のリングを通過➡停止➡下降➡着陸地点で停止 これらの動きになるようにプログラムを組みます。見事,成功した時には「やったー!」と,これまた大歓声!
また,講師の先生が操作するドローンが体育館の天井あたりを飛び,ドローンに取り付けられたカメラの画像を,ゴーグルで見る体験もしました。到底近付くことのできないような天井の細部の様子をみることができ,このようにして様々な場所の点検に活用されていることが実感できたようです。
サブグランドに出て,校舎を背景に,上空のドローンで写真撮影してもらいました。雲一つない青空のもと,生徒たちが見上げる上空にドローンがあるのが分かりますか?150mまで上昇できるのだそうです。そういえば,桑原学園の開校記念の航空写真は,ヘリコプターから撮影していたような気がします。
建設や建築に対する見方や考え方が,ドローン技術活用による可能性を実感することで大きく変容した授業となりました。お世話になった方々に,心より感謝申し上げます。ありがとうございました。生徒の皆さん,今回の体験を,今後の進路選択に生かして下さい。