桑原学園BLOG

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5年生 社会科見学 ~ 味の素KK東海工場 ~

掲載日:2022.12.10
できごと

 小学校5年生では,家庭科の学習も始まります。食生活の学習では,伝統的な日常食の米飯,みそ汁の調理の仕方を学び,和食の基本となる「だしのとり方」についても学びます。今回の工場見学では,原料となる「かつおぶし」を削る体験をしました。初めて体験したという子どもたちがほとんどだったと思います。力もいるし,時間もかかります。でも,何よりも,削りたてのかつおぶしの香りのよさや素晴らしさに驚いたのではないでしょうか。だしには,かつおぶしの他にも,煮干しや昆布などがあります。だし入りの汁と,だしを用いていない汁との飲み比べで,風味に大きな違いがあることも実感できたと思います。お店に行けば,削りかつおがパックで売られ,手間をかけなくても,だしの風味を味わえる風味調味料が,よく利用されます。

 日本の伝統的な食文化である和食は,平成25年(2013年)に,ユネスコ無形文化遺産に登録されました。年末年始は,伝統的な食文化を学ぶよい機会でもあります。ぜひ,年越しに食べるいわしやそば,お正月のお節料理の由来など,家族で話題にしてみて下さい。だしを効かせたお雑煮も,西日本,東日本によって餅の形や味付けも違っているそうです。ぜひ調べてみてください。

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