中島中BLOG

　10年以上前のこと。

　同僚が部員（生徒）に語る "部のモットー" は、常に、

　「思わず知らず応援したくなるチームを目指そう!!」

　同僚はいつも子どもたちに語っていた。

「強いとか弱いとかは関係ない。周りの人が、『思わず知らず応援したくなる』。そんなチームになろう。その為には何をするか。そんな難しいことじゃないんだ。君の一番の良さを常に磨くことだ。」

「粘り強さが魅力の君は、練習でも試合でも、持ち前の粘り強さを見せつけて、仲間を手繰り繋いでくれ。」

「明るく爽やかな笑顔が素敵な君は、苦しいときに少しだけ皆に笑顔を分け与えてくれ。先生はいつも君の笑顔に勇気と元気をもらっている。きっと、仲間も同じだ。」

「毎朝、登下校のときに必ず一つゴミを拾っている君の姿は、地域の方々を若返らせ、この地域全体を素敵な空気に包んでいるぞ。いつも、ありがとう。」

　ってな具合だ。

　この人こそ、"思わず知らず応援をしたくなる人" だと思ったのは私一人ではなかっただろうと思う。

　昨日は様々な会場で中体連の戦いが繰り広げられていました。

　中島中学校ではバレー部が２日目のトーナメントに勝ち残り、文字通り"激戦"を繰り広げました。

　結果は惜敗に終わりましたが、最後の最後（第３セット）の戦いはそれは見事。

　相手のアタッカーが放つスパイクを、何度も何度も皆で拾い、会場からは思わず拍手。その姿はまさに "思わず知らず応援したくなる姿" でした。

　バレー部の諸君、ありがとう。

　そして、他会場でも同じような戦いが繰り広げられたことと思います。

　皆、ありがとう。