中島中BLOG

　子どもの頃から "音" が好きでした。

　沢を流れる水の音、葉が風に揺られて擦れる音、土を踏む音、草を編む音、雲がゆったりと流れる音...。

　聴いていると心が落ち着くので、時をわすれてぼんやりと聴いているのが好きでした。

　歳を経るにつれ、音を編むことを覚えました。

　川の流れる音と風の音を...

　土を踏む音と草の擦れる音を...　

　　　　編む。

　音を創る術も覚えました。

　ハーモニカ、ピアノ、ギター、サックス...

　どちらかと言えば外に出て自然の音を聴く方が好きだったけれど、造られた音も嫌いなわけではないので、人にならい、狭い部屋に大きなスピーカーを運び込み、部屋に居ながらにして音を楽しんでもいました。

　今日の中島中学校には、聴き慣れぬ音が朝からずっと揺れています。

　その音は、

　ゆっくりで

　すこし低い感じであって、高い感じでもあり

　そして、柔らかです

　音も届くといいのですが。